らんだむな記憶

blogというものを体験してみようか!的なー

圏論(3)

Steve Awodey先生の本を読み進めると、Example 10. でlogicからのcategoryの例としてcategory of proofが挙げられている。個人的に「証明論」は魔界なのだが...。数学の証明というものを考察してみよう!という軽い気持ちで足を踏み入れると途端に魔界に引きずり込まれるようなそんな...

ということで、久しぶりに専門家の竹内先生(集合論の神様と称されているのも見たが...)の本Amazon.co.jp: 復刊 証明論入門: 竹内 外史, 八杉 満利子: 本を開いてみる。が、categoryの話は載っていないようだ。ほっとしたようなほっとしたような。
同じく竹内先生のAmazon.co.jp: 層・圏・トポス―現代的集合像を求めて: 竹内 外史: 本なんかはまさにcategoryの本だろうけど、チラ見しただけで目にバルスをくらったので、これはとても買うことはできない。
この種のハイパーレベルの本はシンドイので、Amazon.co.jp: 公理と証明 証明論への招待 (ちくま学芸文庫): 彌永 昌吉, 赤 攝也: 本くらいが良い。赤先生の本も大体どれも結構しんどいのだが、まだ読める。頑張れば読める。しかし読みやすい(?)分、やはりcategoryは登場しない。

これは残念ながら、logicの方面のcategoryには触れずに進むしかなさそうだな。と胸をなでおろす。