らんだむな記憶

blogというものを体験してみようか!的なー

圏論(18)

Awodey本で途中まで肩慣らししたので、かつては挫折したMac Lane本「圏論の基礎」を再び図書館で借りてみる。
そして分かった。こんなもの最初に読んだらあかん...orz そりゃ挫折するゎ...

「はじめに」のところからして既にいぢめ。「カルテシアン積」は1つの「函手」であると言われるが、それは~からである。というくだりからしてもう意味分からないし。正確には初学で見て「ほーん。なーる」と思えるような内容ではない。Awodey本で慣らしてぼんやり分かる気がしている程度だが、そもそも「函手」の定義がまだでてきていないのに!

第1章。他の本では「圏」として定義されているものが「メタ圏」として定義されているようだ。多少和訳版では補足があるが、なんというか厳しいな。

Awodey本では自然変換の登場が遅いのでMac Lane本で先取りしようとしたらここまでとは...。
機械学習が流行ってるらしいから、ビショップの定番のPRMLいくぜ!ってくらい無謀だってことは分かった。
機械学習も、いまUdacityでGoogleの研究者が深層学習のレクチャーを開講していて、TensorFlowの練習もできるらしいから、きっとそっちとかから実践的に入ったほうが理解できるんだと思う。
圏論も理論は分かりやすいAwodey本とかで、実践はHaskellScalaを通じて体得したほうが良かろう。たぶん。今時は色んなリソースがあるので。