らんだむな記憶

blogというものを体験してみようか!的なー

見積もりとかいうやつ

paizaの「非エンジニアに多い、エンジニアと開発業務に対する4つの勘違い」というblog記事がわりとちゃんとしたこと書いてあった。

工数見積もりなんて分からんよね。一瞬で実装終わるな〜って内容でもわりかし共通モジュールの部分だと「欲しい機能は一瞬で実装できる」けど副作用で単体テストが壮大にこけるようになったりするしね。とすればその一瞬でできる実装は短絡的過ぎるのでオプションで分けるとか、もっと上位層の設計にまで踏み込んで考えるとか色々あるし。「一瞬で実装できた。単体テストはこけるけど今度考える」とか死んじゃうね。CIとか導入してたらcommitするや否やギャーギャー言われるからしぶしぶでも考え直すかってなるけど、CIを導入してなかったら最悪だね。付け焼き刃のパッチ(?)が延々残っちゃうね。って感じで自分でも工数は分からんね。「まぁ一瞬かな」って内心思っても、依存関係の整備も含めて数時間が余裕でぶっ飛んだのもあるし。
まぁ「柱を1本だけ数cm移動させるだけならそんなに時間かからないですよね?」って場合に、その柱が「大黒柱」だったらどうよ?って考えたらいいんじゃないかね。
エンジニアでも他人のエンジニアの作業とか「そんなん一瞬じゃないの?何が難しいの?」とかよく見えちゃうし、まぁそんなわけないのは直感的には分かるし、実際時間かかってるみたいだからやっぱりなぁとは後から思うんだけど、やっぱり初見では「そんなん一瞬じゃないの?何が難しいの?」と思えてしまうことは多々ある。他人の領域など分からんということで。そんなわけで非エンジニアからすればなおのこと何が難しいのか分かるはずもあるまいて。

人を増やせば〜はブルックスの法則 - Wikipediaだろうか。仮にパレートの法則 - Wikipediaが成り立つとして、20の中から選んで投入してもダメだろうね。難易度高い物事ほどデリケートで、consistentな取り組みが必要だから気難しいであろうスーパーマンたちをN人投入したら思想のぶつかり合いで進まなさそう。

非エンジニア(ってか、非現場)のほうも上のほうから無茶振りされたりして途方にくれたりしてるだろうし、顧客が気軽にイライラすることを言ってくることなんて普通だし、まぁ見ててイライラするものの非エンジニアが「はよはよ」言うのも分からんでもない部分もないわけではないと言うか・・・なんか永遠に平行線の課題なんかねぇ。
まぁ、こっちが顧客の立場ならとりあえず好き放題要望は出しちゃうしね。(という状況に追い込まれているわけで)

ある意味で窮地に立たされている自分のつらい状況をどこに横流しできるだろうか合戦だろうか・・・。