よく分からないなりに Differentiable Vector Graphics Rasterization for Editing and Learning を読んでみた。普通には勾配計算で必要な微分可能生がないと思われているベクタ画像のラスタライゼーションという処理についてうまくやれば微分可能になりますよ、という内容。
Fig.14. の説明にあるようにラスタ画像のからのベクタ画像生成について、他のトレーサで出力したベクタ画像の質を refine するのにも利用できるよとか書いてあって、DeepVecFont: Synthesizing High-quality Vector Fonts via Dual-modality Learning はそれを使っている・・・はず*1。
Fig. 2. のところを見て、Friedrichs の mollifier 的だなぁ〜とぼんやり思った。不連続な箇所を $C^\infty$ に均す処理は確かにアンチエイリアシングっぽく感じるし、積文核の微分可能生によって、畳み込んだ後の函数は微分可能になるので、何か通じるものを感じる*2。
流体力学の知識もなくて何箇所かビクビクさせられたりしているし、ラスタライザ自身の知識がなさすぎて相当つらいのだが、読める範囲で読んでみたい*3。