らんだむな記憶

blogというものを体験してみようか!的なー

OSS と生活

そこそこの歳になってくると夢とか浪漫に思いを馳せるだけではなく金が欲しくなる。その夢とか浪漫を追い求めるのにも金がかかるからだ。仮に所属組織がお金を出してくれるとしてもそれは無尽蔵ではないし、所属組織の考えでしか投資してもらえない。意見が違う場合、自分が追求したいのがそちらではない場合、自己の追求に純粋に自分が投資しないとならない。金が要る。金を投じて結果を出して、より大きな金を回収してより大きな結果を出せるならそれがベストだ。

GitHubのスターは金にならない - Qiita を斜め読みして思うことも幾つかあった。

何かを無料で配ったとき、それに対してわざわざ金を払おうとする人はいません。

まぁそうだよね。別に OSS にコントリビュートしても、自分は筆頭開発者でもメンテナでもないので対価は得られないし、PR 数で誰かが評価してくれてお金に変わるわけでもない。特別な理由はないけど、バグってるのは不便だし、fork してローカル修正して使うとか無駄の極みなので、修正して PR 作って本体になんとか merge してもらうってくらいだ。説明もなかなか苦労するし、イマイチ意図が伝わらないとしんどい。approve してもらうために追加で修正が必要だったり再調査が必要だったりもする。けど、いつも使ってるツールが明日少しだけ便利になったらいいなと思って対応する。フリーライドが心苦しいとかそんな高尚な意識はない。ただ、exception が飛ぶのがイライラするのだ。
・・・けど、できるならそういった労力をお金にできるならお金にしたくはある。技術活動で対価が得られて、その金で本を買うなりセミナーに参加するなりしてもっと技術力が向上してより良いコントリビュートができるなら、それはそれで全体を最適化できるんじゃないだろうか?

とも思うのだが、商売には疎いのでなかなか有償の活動に踏み込めないでいる・・・。