らんだむな記憶

blogというものを体験してみようか!的なー

加湿器

喉がちょっと痛いかなぁと湿度計を見ると25%...
洗面器に水を張って一晩放置しても30%...
加湿器買うかなぁ... と思ってヨドバシのページとか見ると、結構生産終了... Oops...
価格.com - パナソニック FE-KXM05-W [ミスティホワイト] のクチコミ掲示板スレの内容はさておき、メーカー問い合わせの結果が書いてあるが、内容を信じることにすれば、その季節の計画台数があってそこに到達したら生産終了ということのようだ。さて、どうしようかな。

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季節ものではなかったが広い意味で箱モノを作った記憶からして、nK(n=10とか色々)で生産して大体それでオシマイなように見えた。

ソフト部分*1は適当に改造するにせよ大部分は共通で使いまわすので型番が変わってもそれほど本体が変わるわけではない。...が、微妙にSoCやペリフェラル... というかストレージ含め周辺デバイスが変わると、SoCのAPIやドライバに差が出てくるのでその差異の吸収は大変だ。
SoCのベンダが同じならまぁまだ良いが*2、ベンダを乗り換えるとなるとよっぽどミドル層が柔軟でないと下回りの変更を吸収できずにミドル層以上も挿げ替えになってしまう。とは言え、ある程度はミドル層に根幹のSoCの個性が染み出るのも仕方ないかなと思うので難しいところ。
周辺デバイスがディスコン(discontinued)になって型番が変わる時にドライバに変更が入るのはやむを得ない。エンドユーザーが手にする製品が生産終了するのと同様に、その製品を作るメーカー自身がユーザーとなるような周辺機器もまた生産終了するのだ。しかも意外とサイクルが早いものもあるようで、箱モノを作るたびに某デバイスの型番が変わるイメージだったので、ドライバ担当はいつも何かしら追加実装していたのではないだろうか。

正直売れ行きの箱モノができたら来期も継続して生産してくれるとこっちとしては楽だったのだが、モジュールがディスコンになったりするからどうしても型番変更する羽目になるのかもしれないし、営業的には2年同じモノを出すより機能的に欲張りたかったりするのだろうから、AS ISで使いまわしというのもなかったような気がする。

長期間製品仕様に変更なしで売りさばけて、かつ儲けが継続的に出るようなものであれば楽なんだがなぁ。昨今のMMORPGのように「クライアントは無料で配布。そのうち5%のユーザーが課金アイテムを買えば利益が出る」という感じのビジネスや「毎年○○円でライセンス更新すれば使い放題」のライセンス型のビジネスはなかなか手堅い部類だとは思う。「売り切り」だと新規顧客が獲得できない場合に、どうすれば新規顧客を獲得できるかかなりの試行錯誤が要るが、売ってからが勝負の場合、○○年継続利用のお客さんがどうすれば来年も使いそうかというところのアフターケアを充実させることに注力すると比較的安定した売上が出せるのではなかろうか。知らんけど。
仕事とは生活の手段だと考えるなら、毎回ギャンブルするよりは来期の予測がある程度できるような製品を握っているほうが精神的には健康かもしれん。

ソーシャルゲームは結構えぐくてtweet : ジワジワ来るTwitterまとめ【その2】に続く - NAVER まとめのようにジワジワくるのを見ると、「心理的脆弱性」を狙うようだ。結構露骨だがまぁこういうのもアリだろう。

個人的には「何の金銭的価値もないがただただロマンがあるようなモノ」とか「知恵の極限の狭間で垣間見るような誰得の知識」とか「なんだかどうしてか分からないがただただ伝わってくる作品」とかが好きだが、まぁそれじゃ色々と現実世界を乗り越えられないからなぁ、特に家庭があると、と思ってしまう。
やっぱり、生活がどうとか、どれだけお客さん集められるの?とか、それで儲けは?なんてことを考えずに、ただただソレのため、ソレ自身のためだけに注力しても許されるようなソレを見つけて向き合えるような若い頃ってのはそれだけでイイもんだよ!

*1:この場合はファームウェアとでも呼ぶのが良いのだろうか?

*2:それでも微妙にSoCごとにAPIの引数が違ったりして微妙に大変だが...