らんだむな記憶

blogというものを体験してみようか!的なー

六甲全山縦走

KOBE六甲全山縦走大会
2017年3月くらいから何となく山歩きを始めて1年半くらいが過ぎた。流石に去年はちょっとな、と思ったのでやらなかったが、それから1年くらい暇さえあれば山を歩いて鍛えたので今年はやってみようと参加した。
13時間54分かかったがなんとか完走できた。
事前の練習では須磨浦公園新神戸の半縦走を何度か繰り返し、膝が痛くなったりならなかったり、足だけでいけたりトレッキングポールが必要だったり色々あったけど、6時間30分〜7時間くらいで安定してきた。
本番1週間前に気張ったら見事に右膝をやってしまった。回復に時間がかかって本番数日前の水曜くらいに漸く回復した。
本番はそれでもベストタイムで須磨アルプスを下山できた。1時間33分くらいか?それがいけなかったのか高取山の下山で1週間前のダメージが戻ってきた。何とか下山するも、次は鵯越からの菊水山。前半の難所の1つ。これが膝が痛い。それでも頑張って頂上踏破。何やかんやでベストタイムを継続中。先の台風でダメージを受けた菊水山の東側下山ルートは歩きにくく少々荒れている。崩れやすい迂回路から天王吊橋へ抜け、この頃には膝痛を回避するwork-aroundを講じて鍋蓋山を登る。まぁまったく痛くないわけではないが極小化しているのでペースが維持できた。再度山、大竜寺を通り市ケ原には過去ベストよりも30分は早く到着した。桜茶屋でアミノ酸サプリをゲットし体力回復。その勢いで最難関の1つの摩耶山を掬星台を目指して登る。正直、稲妻坂→天狗道のコンボより単調で無機質な菊水山の登りのほうがつらい。摩耶山は惰性と気合いで登れる。掬星台までもベストタイムではないが相当良いタイムで登れた。12時30分くらい着。別に全参加者の中でさほど良いわけでもなく平均的なタイムだとは思うが、右膝をやらかした状態なので、これでも結構頑張った気がする・・・。
ホットレモンの配給をいただいて、ガーデンテラスを目指す。縦走路の後半は練習不足で道が分からないところが少なくない。過去のGPSログを活用したり、誰かについて行ったりして適当に誤魔化す・・・。30kmくらいで足の裏がトラブるのは事前に分かっていたが、やはり水ぶくれの前兆が。商店で食事をすると共に応急措置でテーピングをする。大分マシになったので先を急ぐ。と思ったところで登場する六甲山郵便局の甘酒配給。これがまた美味しい!おトイレも拝借して態勢を立て直す。ガーデンテラス直前で少しアップがあるので面倒臭い。ガーデンテラスはさっさと抜けて一軒茶屋へ。16:00程度で一軒茶屋着。最後のチェックポイントで番号札を貼ってもらい。最後は宝塚へ・・・。と行きたいが、最後の正念場は長丁場の下り。エネルギーが尽きるとまずいので、時間を食うが一軒茶屋で食事をして補給する。可能な限り疲れをとって、延々と闇の中を黙々と2時間強歩き18:58に宝塚着。同じ2時間でも日没を迎えヘッドライトの明かりを頼りに黙々と山中を下山するこの東六甲が一番長く感じた・・・。
何はともあれ、初参加で完走できたので良しとしよう・・・

まぁ、何ってわけでもないが、当日にできたライバルと抜きつ抜かれつでゴールを目指したり、途中途中の配給で休息をとったり、宝塚への下山路も要所要所でライティングがされていたり、そういうのがあって達成できたというのもあるのだろう。通は様々な理由で昼夜問わず真に孤独な縦走をしているようだが、なかなかそこまで到達するのはまだ先だなぁと感じる。