らんだむな記憶

blogというものを体験してみようか!的なー

対立仮説と帰無仮説

なんやこの言葉...。

対立仮説(Alternative hypothesis)と帰無仮説(Null hypothesis)らしい。「帰無」とかあり得んやろ。なんでこういう訳語なんか...。
Fredholm alternativeもフレドホルムの交代定理などと訳される場合があるが、2つの命題が二者択一で成立することをalternativeと表現しているのでフレドホルムの択一定理と呼んでいただきたい。
多分、成立するか否かの択一性の興味の対象なのでAlternativeなんじゃないかなぁと思うのだが。
一方、棄却したい思いがNullに込められていると思うのだが...。もうちょっと意図をくみ取った表現にできんもんかね?

Alternative hypothesisの正当性を示すのに直接証明が難しいので、反命題としてNull hypothesisを打ち立てて矛盾を導くことで、Alternative hypothesisの正当性を示すという背理法的な流れのように見える。
あぁ... 絶望的なセンスの訳語であるなら、いっそカタカナでオルタナティブ・ハイポーセシスとナル・ハイポーセシスでいよホント...。(IT界隈ならヌルだろうけど、ヌルとかワーニングとか嫌いだ)