らんだむな記憶

blogというものを体験してみようか!的なー

オンライン講座

MOOC (Massive Open Online Couses) とか言うのか。

Coursera - Free Online Courses From Top UniversitiesOnline Courses and Nanodegree Programs to Advance Your Career - Udacity、日本ではhttp://gacco.org/といったものがあるようだ。

ところでオンライン講義のMOOCが大学に取って代わることができない理由 | TechCrunch Japanによるとあまり伸びていっている感じでもないようだ。まぁ、モチベーションの維持は難しいね。あまりに専門的であまりに高度な内容を提供するのも難しい部分もあるだろうし(手間かけてビデオを収録しても誰が受講するんだってのが)、結局ある程度は入門的なものにもなってしまうのだろう。すると、修了したからってどれほどの価値が出るのかと。
個人的には準古典解析の講義があれば受けてみたいものだが、そんなものがオンラインで提供される日も来そうな気がしない。
ちなみに、準古典解析についてはhttp://www.cimpa-icpam.org/archivesecoles/20101130165933/semiclassical.pdfという形で某書籍の素晴らしい最終ドラフトがある。もともとは M. Zworski 氏のページにあったのだが、このドラフトをベースとするGSMの教科書が出たせいか置かなくなっちゃったのかな...。
まぁ、ともかくこのような内容をオンライン講義でやられてもついていけるのも少ないだろう...。
ということで、オンライン講義で見かけるのは、数学であればせいぜい Linear Algebra や Calculus くらいで大学1回生程度の範囲ということになってしまう。物理においても解析力学量子力学や相対論の講義も多分なかったような気がするし、なかなかコレってのも見つけにくいな。
たまに見つけても、先のモチベーションの問題もあって継続して受講するのは難しい部分もある。実際飽きる。激しく飽きる。
誰か一緒にやる相手が見つかれば続けられる可能性もあるが、ただでさえコレってのが見つけにくい上に、見つかってもそれを一緒に同時期にやる相手を見つけるって難しいよなぁ。金も払ってないからいつ止めても何のデメリットもないという。

まぁ、そんなわけで、天文学的な確率でコレって講義が見つかって一緒にやってくれる相手が見つかる瞬間があったら、ささっと受講しちゃうのがいーかもしんないね。