らんだむな記憶

blogというものを体験してみようか!的なー

フォントを自作してみようか!

と言っても、アウトラインフォントエディタは有償のものが多いし案外高くて、遊びでやるには厳しいものがあるので、なんとかフリーのもので。
FontForge Open Source Font Editorがフリーだ!Windows版は不安定との噂がどっかに書いてあったので、Ubuntuでやる。rpmのやつが2005年版?か何か古そう...。
まずは、

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install fontforge

で適当に突っ込んでみた。2012年版くらい?
FontForge : Package Maintainerを見ると、なんかPPAれば良いみたい。

$ sudo add-apt-repository ppa:fontforge/fontforge
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install fontforge

これでどうだ!

$ fontforge --version
Copyright (c) 2000-2014 by George Williams. See AUTHORS for Contributors.
 License GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>
 with many parts BSD <http://fontforge.org/license.html>. Please read LICENSE.
 Based on sources from 21:23 UTC 12-Jun-2015-ML-D.
 Based on source from git with hash: 99da6faa1ea3b4f80ecd333f596ea7dab205325e
no xdefs_filename!
TESTING: getPixmapDir:/usr/share/fontforge/pixmaps
TESTING: getShareDir:/usr/share/fontforge
TESTING: GResourceProgramDir:/usr/bin
trying default theme:/usr/share/fontforge/pixmaps/resources
fontforge 21:23 UTC 12-Jun-2015
libfontforge 20150612

お、良さげ。GPLv3とかいう文字が見えるからとても商用では使えないなっと。GPLv2とは比較にならんえげつない条件が付加されているんだとか...。

fontforgeを起動して[新規]でにょろにょろ。
'A'のところをダブルクリックするとグリフエディタ的なものが起動した。ツール類は暫くフォーカスするとツールチップが出るので、それを参考に Illustrator か何かのノリで適当にBézier曲線でくるくるり。基本的に反時計回りで閉曲線にしないとならんので、そこだけ注意。

[ファイル]->[フォントを出力]で「OpenType(CFF)」を選んでドンッ。Untitled1.otfという猛烈にやる気のないotfが生成された。しかも、'A'のグリフしか含まないという最強の糞フォントだ。何も設定はいじってないが一体table情報とかどうなってるんだろう...。

後は勘で、テスト用のhtmlなどをしたためる。

<!DOCTYPE html> 
<html>
<head>
    <meta charset="utf-8">
    <title>自作フォントのテスト</title>
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1,user-scalable=no">
    <style type="text/css">

    @font-face {
        font-family: "Untitled1";
        src: url(Untitled1.otf);
    }
    
    p.my_font {
        font-family : "Untitled1";
        font-size: 32px;
    }
    </style>
</head> 
<body>
    <p class="my_font">AAA</p>
</body>
</html>

成功。但し、とても披露などできないスバラシイものが期待通りに表示されているわけだ。
Firefoxのデバッガで「要素を調査」すると、悲しいかなちゃんとUntitled1.otf由来であることが分かる。

ライセンスのゆる~いフォントを使わせてもらって、適当に空いてるところ?におもろい絵を入れとけばおもしろフォントができるんだろうな。([表示]-[グリフへのラベルづけ]-[Unicodeによる]で、Unicodeを表示させれば、おもしろ文字用のUnicodeが狙い撃ちしやすそうだ)
平仮名いじってゆるふわにしてるのとか、こんな感じで作ってるのかな?

Webフォントとして参照させてblog内で無茶な表示をさせることもできそうだが、そこまで頑張ることに意味があるかは別。そして、fontforgeがGPLv3であることから、突っ込まれた場合に色々面倒な情報開示(というかドキュメント作成とか)が伴いそうでいやーん。