らんだむな記憶

blogというものを体験してみようか!的なー

圏論(17) - 一旦完?

1つの目的に向かい、その目的に到達したので急激にモチベーションが下がってきた。
スーパーサイヤ人ゴッドの力を持ったサイヤ人スーパーサイヤ人状態だったのに、ちょっと油断こいて解除したら横から銃で撃たれてへろってるくらい下がってきた。*1

Haskellもロクすっぽやってない状態なので、なんで圏論Haskellと絡んでいるのか全然分からない。プログラムする上でこれが必須とか到底思えないのだが?というよりそんなもんが必須な上級市民向けな言語が流行るとも思えない。なんの悪い冗談なんだろうか?
よく分からないし、自然変換を経てモナド圏論の枠組みで知った上でHaskellに戻ってHaskellの意味でのモナドに突入するとか悪い冗談にもほどがあるので、リンクを張ってお茶を濁す。

cat10.pdf についてはまたまた箙 (quiver) とかいう日本語でもピンと来ない単語が登場している(箙 - Wikipedia)。戦国時代でもみっちり勉強しとくとか弓道するとかしとけば10年に1回くらいは使ったであろうか?
圏論周辺には「圏」とか「射」とか「函手」とか「箙」とか日本語の時点でもなんと申し上げたものでしょうか... な用語が並んでいて、それだけでやる気が失せる。*2 表意文字にしてもイメージがわかないので、そのまま諦めて「カテゴリー」「アロー」「ファンクター」「クィバー」でいっていただけると良いのだがなぁと思う。
まぁ、ともかく我がCPUのレジスタも横っちょのL1キャッシュも腐っているので、このような難しい用語を抱えながらしゃっしゃと進めることはできずにメモリに落ちてしまう。しかし、メモリ(容量)の無駄遣いのせいか或はメモリの搭載を忘れたのか常に空きがなく即時にHDD内の転がり落ちてしまい、メモリから知識を引き出そうとすると毎回ページフォルトのためにノートを読む羽目になる。だが、汚い字で書いているので不良セクタが半端なく、データの汚染が半端ない。ひょっとしたらHDDではなくNANDフラッシュだったのかもしれないが、コントローラが腐っていてBBT*3をちゃんと管理しておらず、後天的bit化けが生じてしまったのかもしれない。かくして、SIGBUS 突入でもうダメだにゃんダメだにゃんと某2階のケットシー*4よろしくゲロって退場するしかないのである。
とにかく、なんで圏の定義がこんなに難しく書いてあるんだろう...。

なお、Steve Awodey本 1.9 Exercises 14 は以下のような内容になっている。

category の概念は2つのモノ (arrows と objects) を使うのではなく1つのモノ (arrows) だけで定義することもできる。 domains と codomains は、 composition のもとで単位としてはたらくようなある arrows としてとられる。なお、このような arrows は部分的に定義されるのみである。この定義については Mac Lane の Categories for the Working Mathematician の section I.1 を読んで、そこで言及されている演習問題をすること。それによって通常の定義と同等であることが分かるであろう。

このことからも圏論(15) - らんだむな記憶で触れた「objects なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです*5」という部分に関わってくるのだろう。
どうやら、2ch の「圏論を小学生にも分かるように説明するスレ」というスレにても「射のほうが本質だ」という趣旨の書き込みがあるらしい。あまりベタベタとblogへのリンクを書くとあちこちにトラックバックが発生してあんま好きくないのでアレなんだが、そういう情報をまとめてくれているblogもある。
Scalaのライブラリであるscalaz/scalaz · GitHubについて調べているとモナドとか函手とかいう用語が出てきてしまい、それを調べているうちに幼気な子羊が圏論とかいうオオカミの懐に迷い込んでしまうのだそうな。果たして、オオカミの腹をハサミでじょきじょきやって生還する赤魔導士はどれくらいいるのだろうか?

とりあえず、自分はオオカミの腹から生還するにはもう年をとりすぎたような気がする...。

――― 第壱部完 ―――

*1:どうでもいいけど、金→赤→青で来てるから、次になんか出すなら緑とか紫なわけ!?

*2:数学は全般にそういう傾向もあるので、そういう意味では数学に対してやる気が失せる部分はあるかもしれないし、考えてみるとこの手の用語がみっちりの分野は確かにあまり好きではないかもしれない。

*3:Bad block table

*4:ふたごのケットシー (ふたごのけっとしー)とは【ピクシブ百科事典】

*5:きっとここは自動リンクされるが、そちらよりも偉い人にはそれがわからんのです (えらいひとにはそれがわからんのです)とは【ピクシブ百科事典】のほうの【「現場が一番辛いときには何もしてくれないのに、終わったときにずうずうしく出て来て自分の手柄のような顔をしている人間」に対する皮肉】という内容のほうが現場経験者には痛感するところが大きいだろう。