らんだむな記憶

blogというものを体験してみようか!的なー

曲がった矢印

'↲' ←←← コレは何?とか。
Unicodeの「スカラ値がそのまま文字コードになる文字」をざくっと見て、ま、多分、UTF-16で保存してバイナリエディタで見たらUnicodeスカラ値が分かるやろってことで実験。(文字コードをごにょごにょしている時にたまに悩まさせてくれるサロゲートペアなんて現れないよ!という希望のもと)
最初UTF-8LEで保存してしまって、なんやこれーみたいになったけど、1バイト目と2バイト目を入れ替えてBEで解釈して、U+21B2ってことは分かった。念のため、htmlで書いて

<!DOCTYPE html> 
<html>
<body>
&#x21B2;
</body>
</html>

をブラウザで開いたら、先の矢印記号が表示された。

さて、Ubuntuで表示されるなら、UbuntuMono-R.ttf内にグリフがあるのだろうね、と思ってfontforgeで開いてみる。U+21B2のとこ... あれ?グリフがない...。(一応、UbuntuMono-R.ttfをWindowsにインストールしてやってみてもちゃんと表示できなかったのはこのせいか...)

見分けるため、適当なグリフをぐりぐり描いてみて、fontforgeのメニューから CID>CIDに変換>Adobe-Japan1-6でCID値を見てみる。なんか変なエラー「現在のエンコーディングには、対応するCIDが見つからないグリフがあります. 削除しますか. それとも末尾に追加しますか (将来, 補遺集合が追加された時に互換性がありません) ?」が出てきたので「追加」を選んだら、cid23759に割り当てられた...。なんかこりゃ対応するCIDが見つかってないな...。
念のため、
http://www.adobe.com/content/dam/Adobe/en/devnet/font/pdfs/5078.Adobe-Japan1-6.pdf
を見てみても、余裕の未定義のようだ。そんなんだとグリフを持ってないフォントがあっても仕方ないな。残念。
Windowsでもブラウザ越しなら見えるんだなぁと思ってメイリオ (meiryo.ttc) を見てみたらグリフが存在した。こいつのお陰で見えてるんだな。
念のため、MSゴシック (msgothic.ttc) も見てみた。あれ?グリフがちゃんとある。なんでWindows用のgvimでは表示されないんだろう?エディタの制御記号表示用指定だから何か制限があるのかな...。